Patrasche
ベルギー北部の、オランダとの国境に接するAntwerpen (英 : Antwerp)にある醸造所。
そこで造られてるビールの銘柄は「Patrasche」!なんとパトラッシュですよ!!
醸造所のある、この地域が舞台になったようです。
ビールの方ですが、中々の高アルコール度数のビールです。
グラスに注いだビールの色合いは、麦芽が焙煎されてることから濃いめの色合いです。それでいて苦味は控えめで、香ばしい香りとコクのある味わいを楽しめるでしょう。
飲み頃は6℃となってますので、可能であれば冷蔵庫でも野菜室に近いところで冷やすのが良いかと思います。
Alc : 8% 苦味 ★☆☆
DUCHESSE CHERRY
ベルギーの首都ブリュッセルから西へ、列車で約1時間半ほど進んだ所にある家族経営の醸造所となってます。
こちらのビールですが、日本ではほぼ類を見ない造りで、ウイスキーやワインを熟成させるのに使われるオーク樽(ボルドーワインを熟成後)にて熟成されてます。その為どことなくウッディーな香りも広がってきます。
そのビールにはベルギー産のチェリーが用いられ、ワインの様な深紅の色合いにも目を惹かれることでしょう。
強めの酸味の中に、ほのかに甘みも感じられる独特の味わい。炭酸も控えめなのでゴクゴクのど越しを楽しむというより、その香りであったり味をじっくりを楽しむのが良いでしょう。推奨温度 8~12℃
Alc : 6.8% 苦味 ★☆☆
Green
ベルギーの南西部でフランスまで数kmのところにあるスクールモン修道院。
その修道院が、今年で150年になるのを記念に造られた特別なビールです。
グラスに注ぐと、ろ過されてなく酵母なども含まれてるため濁りが見えます。
そして、そのグラスからはドライフルーツの様な甘い香り、加えてほのかにスパイシーな香りも感じられることで香りも楽しめるでしょう。
そのビールを口にしてみると、甘みさえ感じ軽めの炭酸が心地よく思えます。高めのアルコールということも相まって、なんともまろやかな口当たり。
口にしている時間を、優雅なひと時にしてくれるビールです。
Alc : 10% 苦味 ★★☆
*ちなみにこの醸造所(修道院)ではチーズも造られています。
Limburgse Witte Rosé
ベルギー北東の町 Bree : ブレーにあるOpitter : オピッター地区。
その地で、1859年から続くブルワリー。
そこで造られたこちらのビールはラズベリーも使われたフルーツビールです。
色合いだけでもピルスナー ※ などからは、全然違うものに思えるでしょう。
グラスを手に取り、近づくと甘いフルーティーな香りが楽しめるでしょう。その香りに誘われて口にすると優しいフルーティな甘さが口の中に広がってきます。
苦味は、ほぼ感じられないくらいのレベルに思えるので「苦いのはどうもなぁ」という方や「いつもと違ったビールを飲んでみたい」という方にお勧めです。
Alc : 3.5% 苦味 ★☆☆
※ スーパーやコンビニなどで売られている大半のビールのスタイル。
BIERE DES AMIS 0,0%
ビアデザミ
ベルギーの東側に位置し、ドイツやオランダとの国境に近いThimister-Clermont : ティミステ=クレルモン。
「減圧蒸留法」※ という工程を経て造られたアルコールゼロのベルギービールです。
グラスに注いだビールからは、オレンジピールも含まれている為か仄かにフルーティーな香りも感じられます。
それを口に含んでみると、なんともサッパリとした軽やかな口当たり。少々の苦味がビール感を醸し出しています。
Alc : 0.0% 苦味 ★☆☆
※ 通常の気圧より真空に近づけて低圧にすることで、より低温で蒸留させること。知りたい方は”減圧蒸留”で検索してみてください。
Silly Scotch
170年以上も続く醸造所で造られた、麦芽100%とドイツビールのように造られたベルギービールです。
飲み頃の温度は9℃となっているので、ビールとしては少々温めかもしれませんがこのビールの風味が一番楽しめる温度でしょう。
グラスに注ぐと、豊かなに泡が盛り上がってきます。そこから香るものはレーズンなどのドライフルーツの様な甘い香り。その甘い香りに誘われ口にしてみると、程々の苦味もありますが炭酸も弱く、なんとも円やかで芳醇な味わいが楽しめます。
それでいて、仄かに残る後味はスッっとなくなるのでドライフルーツやレーズンバター、ナッツなどをつまみながら楽しむのも一興でしょう。
Alc : 8% 苦味 ★★☆
未成年の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。
© 2012 - ビールは苦いだけじゃない!