TANGERINE WHEAT
苦味★☆☆ IBU:15
Alc : 5.2%
アメリカ西海岸のカリフォルニアにて、1990年に設立された醸造所。
ユニークなイラストのラベルが目に入ることでしょう。
そのブルワリーから、タンジェリンを用いて造られた爽やかでフルーティーな香りと味わいが魅力的のフルーツビールです。
グラスに注ぐと、麦芽由来の少々濃いめの色合いで、勢いよく注ぐと泡があふれる感じです。(注ぐ際には、優しく注ぐことをお勧めします。)
それを口に含んでみると、タンジェリン由来のフルーティーな香りとともに軽い酸味が口の中に広がってきます。苦味は弱く後味もさっぱりとした味わいのビールです。
BOURBON BARREL QUAD
IBU : 26
Alc : 12.2%
アメリカ中西部のミズーリ州西部に位置する都市カンザスシティー。
1989年(日本では昭和から平成に年号が変わった年)カンザスシティーに設立された醸造所。
”BARREL-AGED”ということがラベルに記されていることから、ウィスキー樽で熟成されたビールとなっております。
グラスに注ぐと、キメの細かい泡が良い感じで盛り上がってきますが消えていくのも、なんとなく早いようで。そこからは仄かにウィスキーの香りも広がってきます。
アルコール高めなこともあり味わいも、まろやかで重厚な口当たり。時折、かすかな酸味ものぞかせてきます。
それは熟成期間に減少する分(天使の取り分)を補うためチェリーを補填しているとのことからだと思います。
食後のまったりとした時間にでも、軽く冷やしてチューリップグラスに注いで、じっくりと味わいながら頂くのに最適でしょう。
裏のラベルは毀損のため、日を改めて掲載するかもしれません。ご了承ください。
OLD FOGHORN® ALE
IBU : 39
Alc : 9%
1896年、アメリカ西海岸のサンフランシスコでドイツ人の醸造士らによって始められた、アメリカでは老舗のクラフトブルワリー”ANCHOR BREWING”
1975年に造り始めたとされる、このビールは濃厚な味わいのバーレーワインに仕立てられております。グラスに注ぐと濃い色合いに良い泡の盛り上がり。そしてそのビールからは甘くレーズンのような香りも感じられます。
甘い香りのビールを口に含むと、なんともまろやかで芳醇な味わいが口の中に広がります。苦味もありますが甘みさえ感じられ飲んだ後に余韻が残る程、味わい深いビール。”Old Foghorn® Ale is best enjoyed sipped after a meal.”と記載されており食後のビールとして飲むのに適しているようです。
※現在、アンカー社はサッポロHDの傘下におかれてます。
BADLIGHT ORANGE
Alc : 4.2%
アメリカ中西部ミズーリ州のセントルイスにある醸造所。
アメリカでは大手のビール製造会社となります。
こちらのボトルもツイストオフキャップとなっていて栓抜き要らずのボトルです。
グラスに注いだビールからは、爽やかなオレンジが香るフルーツビールで、口の中では弱めの炭酸が優しくはじけながら喉を通り過ぎていくでしょう。
ほどよい甘さで苦味はほとんど感じられないです。フルーティな甘さといいアルコール度数も控えめなので飲みやすいビールでしょう。
PUSH POP PARTY NITRO
IBU : 11
Alc : 5.4%
アメリカ西部のコロラド州にあるLongmont : ロングモント。1990年に長野県茅野市と姉妹都市提携が締結。
そのロングモントに、1993年に設立されたブルワリー。
オレンジやライムなどの柑橘類を用いて造られたビールなんですが…
ビール??なのにほとんど泡が立たないんです。グラスからは,、ほのかに柑橘類の爽やかな香りが感じられます。
そして、こちらのビールは酸味や苦味、そして炭酸までも弱めに抑えられており、なんともマイルドな口当たり。
それでいて、後には柑橘類の香りが鼻から抜けていき後味がさっぱりしていて、日本人が普段、主に口にするビールとは全く違った飲み物を飲んだ様な感じです。
これもビール…まさに「苦いだけじゃない」んですねぇ~
MARIONBERRY SOUR
IBU : 5
Alc : 6.5%
アメリカ西海岸にあるオレゴン州、面積は北海道の3倍くらいの約25万㎢。
そのオレゴン州の南西部の町Ashlandにある醸造所。
そこで造られたこちらのビールは、現時点?ではオレゴン州でしか作られていないマリオンベリーに加え、プラムを用いて造られたサワーエールです。
先ず、グラスに注いでみると泡は立つものの赤ワインのような深い色合い。そこからはベリー系の甘酸っぱい香りを超えて、酸っぱい!と思える強めの匂い。
それを口に入れるとサワーの名のとおり、苦味はほんの僅かに??という位に感じるかもしれません。それよりメインともいうべき強い酸味が口の中で広がります。酸っぱい!
だたし、キレのある後味さっぱりした印象です。
TANGERINE TORNADO
IBU : 25
Alc : 9.0%
【要冷蔵】
アメリカ西海岸のサンフランシスコと内陸の方のサクラメントとの中間に位置するフェアフィールド。
そのフェアフィールドにあるブルワリーから、タンジェリンを用いて造られたのがこちらのフルーツエール。
このビールをグラスに注ぐと濁りが見え、そこからは果実由来の爽やかでフルーティーな香りが広がってきます。その香りに誘われるようにビールを口に運ぶと、より一層のフルーティーな香りが口の中で広がってくるとともに皮ごと果実を味わってるかのような苦味も感じられます。
加えて、アルコール度数が高めとなっており飲みごたえのある個性的な仕上がりになってます。
未成年の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。
© 2012 - ビールは苦いだけじゃない!