Sweden Lorentska Brewery
Carnegie Porter
IBU : 32
Alc : 5.5%
北欧、スウェーデンの南部の都市イェーテボリ :
Göteborg
で始まったローレンツカ醸造所。
1817
年に始まったとなっており、スウェーデンで販売されている最古のブランドとされてます。
スタウト(バルティックポーター)スタイルで造られた、このビールは焙煎された麦芽により濃色の色合いに加え、香ばしい薫りを感じます。
口にしてみると苦味は強めながら、仄かな甘みも口の中で広がってくるでしょう。
赤ワインに似たペアリングが合うと思います。チーズやクリーミーなフードなどをつまみながら口にするのも楽しいでしょう。
Estonia Põhjala Brewing AS
Leevike
苦味 ★☆☆
Alc : 5.5%
1991
年旧ソ連から独立したバルト三国の一つのエストニア。世界遺産があったり、また
IT
産業が盛んな国で
Skype
が開発された国です。
そのエストニアの旧市街、世界遺産の町で造られた酸味の強いサワービール!輸入業社のラベルだと「麦芽、ホップ…」と記載されてますが副原料に
こちらの原材料も入っているようです。
グラスに注ぐと、赤ワインのような濃い色合いで泡は立つものの早々に消えていきます。そこからは、ほんのりベリー系の甘酸っぱい香りが感じられると思います。
それを口にしてみると、まず酸っぱい!サワービールの名に恥じない酸っぱさ!しかし、その酸味はほのかにフルーティーな感じもあり苦味は弱く後味さっぱりした、なんとも面白い味わいのビールでしょう。
余談ですが、エストニア語の乾杯…
Terviseks
(ん~、
Google
翻訳や
FORVO
などから聞こえてくるのは…)
Jamaica RJ RUMS AND SPIRITS LTD
ROYAL JAMAICAN
Alc : 4.4%
中米カリブ海に浮かぶ島国で、レゲエミュージックやマリンスポーツのメッカともなっているジャマイカ。
そこの首都キングストンで造られているこちらのビール。
生姜が強めに効いたある意味、辛口のビールです。生姜や生姜飴が苦手な方は避けた方が賢明でしょう。
グラスに注ぐと濁りが見え、泡は立つもののすぐに消えてなくなってしまいます。造るときの麦芽の量(使用率はラベルに記載)、ホップの量が少ないと思われます。
そういったこともあり、ビールの特有の穀物由来のにおいや爽やかなホップの香りと違った生姜の爽やかな香りが感じられます。
そのビールを口に含むと生姜由来の辛さが口の中で広がります。おそらく苦味は?…位に弱いです。代わりに生姜由来の辛さが前にも後にも楽しめるでしょう。
Danmark Harboe's Brewery
WHEAT
Alc : 5.0%
レゴブロック、ビールだとカールスバーグが知られるデンマーク。そのデンマークの
Skaelskoer
: スケルスコルに
1883
年に設立された醸造所。
そこが、今では3か所に生産拠点を有する企業となっております。
今回のこちらのビールですが、ドイツが原産でヴァイスビアスタイルに仕上げられております。ろ過されておらず濁りが見え、白くクリーミーな泡が勢いよく盛り上がってきます。(グラスに注ぐ際には注意してください)
そこからは、バナナにも思える甘くフルーティーな香りが感じられ、口に含むと、苦味は弱くほのかな酸味に加え程よい炭酸により爽快な味わいが楽しめるでしょう。
※ドイツ原産となってますが、デンマークの企業からなのでこちらに載せました。
Thai Cosmos brewery (Thailand) Co.LTD.
Huntsman Cloudy Wheat Beer
苦味 ★☆☆
Alc : 4%
タイの首都バンコク ※ より北の古都アユタヤにある醸造所。
タイのスーパーやコンビニなどでちょくちょく見る機会が増えてきているビールでベルギーホワイトのスタイル。
グラスに注ぐと、濁りが見え白くきめ細かいクリーミーな泡が盛り上がってきます。そこからスパイシーな香りが感じられ、口に含むと苦味弱め、炭酸も弱めで僅かに酸味も感じられるのでサッパリした仕上がりに思えます。
※余談というか話それてしまいますが、バンコクの正式名称は『クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット』となっていて世界一長い首都名となってます。
東京のタイ大使館のサイトを参照
Norway Haandbryggeriet
Classic Belgian Double Wit
苦味 ★☆☆
Alc : 6%
1994
年に開催されたリレハンメル冬季五輪、捕鯨やノルウェーサーモンなどの漁業で知られるノルウェー。
そのノルウェーから輸入されたこちらのビールは「Wit」と記載されており、ベルギーホワイトのスタイルに造られてます。
グラスに注ぐと濃い色合いで濁りあり。泡立ちは控えめに見えます。そこから柑橘類などのフルーティーな香りが心地よく感じられると思います。
口に含むと炭酸弱めで苦味も感じられますが控えめな感じで、少々高めアルコールのためか他のベルギーホワイトより、まろやかな口当たりに思えます。
Thai Thai Asia Pacific Brewery
Siam Weizen
苦味 ★☆☆
Alc : 4%
タイではよく目にする
CHEERS
ブランド。
このビールはヴァイツェンスタイルにライムが入っており、グラスに注ぐとライトイエローのカラーにフルーティーな香りが広がってくるビールです。
ヴァイツェンといっても炭酸は弱めだと思います。苦味は弱めでドイツのヴァイツェン(ヴァイスビア)よりは軽い飲み心地に思えます。
ライムを使うことで南国そして、フルーツの産地タイらしいビールかもしれませんね。