びわビール
苦味 ★★☆
Alc : 6%
2018年より「道の駅きょなん」にて造られている鋸南(きょなん)麦酒。
地元の食材を生かしたビールを造られてます。
こちらのビールの材料となっている”びわ”ですが長崎県に次いで全国で2番目の生産量となっていて、一部は皇室に献上されてるようです。
そのびわを用いて造られたビールは、アメリカンストロングペールエールスタイル仕込みとなっており、中々な苦味強めのフルーツビールです。
グラスに注ぐと、目に映るのは濃いめの色合い。それを口に含むときに、ほんのりフルーティーなびわの香りが感じられるでしょう。
フルーティーな香りを生かし、甘さより”苦味”を強調させたユニークな造りでキレより後を引く苦味もまた、このビールの特徴でしょう。
バレンシアオレンジエール
苦味 ★★☆ IBU : 24
Alc : 5.0%
【季節限定】
神奈川(湘南)エリアで唯一の酒蔵となってる熊澤酒造。
こちらの酒蔵の社是は、なんとも面白いもので
「よっぱらいは日本を豊かにする。」
その酒蔵から秋に発売されるフルーツビールがこちらです。
小田原産のバレンシアオレンジを用いて造られたフルーツビールで、そのビールが注がれたグラスからは、果実由来の爽やかな香りが感じられます。
まず一口含んでみると、程よく軽めの炭酸、しっかりした苦味が口の中で広がってきます。居酒屋のサワーや缶酎ハイのような甘めの味が好まれる方には合わないかもしれません。
移築された古民家を改装した"mokichi cafe"。こちらではクラフトビールもさることながら日本酒(直売所では有料試飲もあり)、ヴルスト特製モキチバーガーやモキチヴルスト盛り合わせに加え、スイーツやコーヒーなどカフェメニューがいただけます。
テラス席があったり、カフェの他にもベーカリーやレストランもありますよ。詳しくはWEBサイトにて。
TOKYOBLUES SINGLE HOP WHEAT
苦味 ★★☆ IBU : 34.4
Alc : 5.5%
アメリカ軍横田基地がある福生市。
その福生市の多摩川の近くに建つ酒蔵で、明治のころにもビールを造られていたとのことです。
今回載せるのは、ホップが強調されたWHEAT(白ビール)で、グラスに注ぐと濁りが見えます。
使われたホップは、ニュージーランド産のホップ”ネルソンソーヴィン”。フルーティーで華やかな香りが感じられます。(柑橘系に近い香りを放つホップとは違う種のホップなので、その香りも楽しむのも一興でしょう)
それを口にすると、まろやかながらもホップが効いた苦味強めの味わい。
その苦味には皮付きカシューナッツや、揚げ物あたりのフードが合うと思います。
Strawberry Milk Shake IPA
Alc : 5%
【要冷蔵】【数量限定】
和梨や落花生(ダントツの日本一)の産地として知られる千葉県。
その千葉県で採れたイチゴを用いて造られたStrawberry Milk Shake IPA。※注意 こちらは”IPA”の造りなので苦味が強めです。
グラスに注ぐと澱が見えますが品質上、問題は無いとなっております。(多分、イチゴのペクチンと他の原材料の成分が結合したものではないでしょうか)
そのグラスからは、イチゴの甘酸っぱさまで伝わってくるほどのフルーティーな香りも感じられます。
それが口の中では香りと共に苦味も広がり、軽めの炭酸による刺激が心地よいでしょう。ただ甘ったるいイチゴのサワーの様なモノではなく、しっかり苦味も味わえる(フルーツ)IPAといったところでしょうか。
薄紅の口実
Alc : 5%
【要冷蔵】
東海道が通り宿場町として栄え、100万人を超える政令指定都市の川崎市。
その川崎に、2018年に設立された醸造所。
こちらのビールは、イチゴも用いて造られたフルーツビールで、香りもほのかにイチゴのフルーティーな香りが感じられます。
グラスに注ぐと、濁りが見えず透き通った見た目。
口に含むと、イチゴ由来の酸味であったり、苦味も感じられる造りです。甘みに趣を置いたフルーツビールではないのですが、大人の味わいを楽しまれたい方に向いてるのではないでしょうか?
余談ですが、1997年に川崎浮島ジャンクションを起点に開通した東京湾アクアラインにより、千葉県の木更津氏市と結ばれてます。
桃太郎エール
Alc : 6%
【要冷蔵】【季節限定】
ほのかに、桃の香りが感じられるフルーツビールです。
グラスに注ぐと良い感じで泡が盛り上がってきますが、消えていくのもいささか早い感じです。なので逆に泡を立てずに注いで、それを味わってみるのも面白いかもしれませんね。
そのグラスに注いだビールを口にしてみると、甘味や炭酸などが抑えられた造りで上品な味わいです。炭酸が弱いことで優しく喉を通り過ぎていくのと、おなかに溜まりにくいでしょう。
苦味は、ほぼ感じられないくらい弱いレベルなので、もしかしたら「これなら飲める!」なんて方も出てくるのでは?
こちらのビールには、軽めの味付けの料理が合うと思います。
浜なしごーぜ
IBU : 10
Alc : 4.0%
【要冷蔵】【季節限定】
2017年から始まったこちらの醸造所。横浜市緑区に本店、横浜スタジアム北側に”マルシェ・ディ・ジュール 関内店”と東京都港区北青山に”TDM 1874 Aoyama”を展開されてます。
ゴーゼというスタイルは、ドイツの首都ベルリンから南西部に位置するライプツィヒ周辺で造られるビールで、塩やコリアンダー、乳酸菌を用いて造られるのが特徴のようです。
その日本版(TDM版)がこちらで、梨の果汁も用いて造られておりゴーゼとなっているだけに塩も入っています。
口に含んでみると驚きの味です。ほんのりフルーティな香りと共に酸味に加え塩気も口の中に広がっています。
ただ、それらが程よくバランスがとれているため、思ったよりも楽に飲めてしまうのでは?
※こちらのビールは、秋に発売される期間限定のものなので今の時期は入手できないかもしれませんのであしからず。
未成年の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。
© 2012 - ビールは苦いだけじゃない!