LEMON HOP IPA
Alc : 7%
【限定醸造】
【要冷蔵】
日本最大の湖”琵琶湖”。その近くに1995年に設立されたブルワリー。
こちらのブルワリーではドイツのビール純粋令のような「麦芽、ホップ、イースト(酵母)のみを使用して醸造」となっております。
それらの原材料から造られたこちらの銘柄。ビールでは珍しいコルク栓が打ってあり、まるでシャンパンチックな雰囲気のビール。(前回挙げたStarlight Rendezvousも同じ出で立ち)
コルク栓を開けグラスに注ぐとキメが細かく白い泡が盛り上がってきます。そこからは、レモンのような柑橘類の爽やかでフルーティーな香りが感じられます。
香りこそはフルーティですがIPAと銘打っているだけあって口に含むと苦味は強めです。ただ、その苦味がコクであったり立体感のある味わいに繋がってるのだと思います。
この強めの苦味には、刺身などよりは脂の多い焼き鳥や焼肉などの食が合うでしょう。
OSAKA BAY BLUES
Alc : 5%
【要冷蔵】
大阪国際空港(伊丹空港)のある伊丹市。その地に1550年に創業し、日本酒に加え自社でのビール醸造に加えベルギービールの輸入もされてます。
こちらのビールは、ベルギーのヒューガルデン(ホーガーデンやフガールデンとも)ホワイトのように、コリアンダーやオレンジピールなどからの香りがフルーティーで華やかな造りの白ビールです。
グラスに注ぐと見えてくるのは濁りのある見た目に、キメの細かいクリーミーな泡がビールの上を覆ってきます。
そのビールは、口の中でも香り高く、優しく控えめな炭酸がマイルドなのど越しで、心地よい口当たりでしょう。
苦味については、泡やコクを強調されたりラガービールとなってるスタイルのビールよりは苦味は弱いと思うので、もし興味を持たれたなら是非試してみて欲しいです。ビールの見方が変わるはず!
SOUR ALE
Alc : 5%
本州最南端にあり、梅の生産も日本一の和歌山県。
その和歌山県の海南市に、昭和3年に創業された蔵元で”日本酒「紀土」”や梅酒などを造られてます。
こちらのビール(酒税法改正により、このような造りでもビールの扱い)は、地元和歌山県産の梅を用いて造られたサワーエールとなっております。
グラスに注ぐと泡は立つものの早々に消えていきます。そこから、ほんのり上品な梅の香りが感じられるのでは?
梅の香りに誘われて口に含むと、なんとも強い酸味!ただ、その酸味は、あっという間に去っていく感じで、あっさりとキレのある味わいです。
苦味は、ほとんど感じられず、加えて炭酸も弱めなので食前酒にも合う味わいのビールだと思います。
京都麦味 抹茶
Alc : 9%
「京都といえばお茶でしょ」という方もいるのでは!?
そのお茶でも名高い京都から、「抹茶ビール」です。
グラスに注いでみると、まず目に入るのは泡まで緑のビールでしょう。そこからは、ほのかにお茶の香りも感じられ口にする前にも見た目や香りから楽しませてくれます。
そのビールを口にしてみると、お茶の風味や苦味などが口の中で広がってきます。
それに加え高めのアルコール度数も相まって、まろやかな味わいに仕上がってます。ゴクゴク飲んでしまうより一口、また一口とじっくり味わってはいかがでしょうか!?
UCC BLACK 珈琲麦酒
Alc : 5%
黄桜酒造さん、UCC上島珈琲、三井食品の三社で共同開発されたビールで、黄桜酒造さんが造るこちらのビール。
グラスに注ぐと、なんともクリーミーな泡がふんわりグラスの上に上がってきます。
そのビールからは焙煎されたコーヒーの香りが、優しく広がってきます。
それを口に含むと、弱めの苦味が感じられるものの”あっさり””さっぱり”とした、コーヒーの香りからは想像しがたい驚きの味わい。
「コーヒーとは違う見た目や、苦味も含めた味」「ピスルナーなどのビールとは異なるコーヒーの香りや味」など感じる、なんとも面白いビールです。興味を持たれたなら、ぜひとも試していただきたいですね。
Starlight Rendezvous
スターライトランデブー
苦味 ★☆☆
Alc : 10%
【限定醸造】
【要冷蔵】
長浜城の城下町、長浜にある醸造所。
コルク栓が打ってあり、まるでシャンパン(容量も750ml)のような雰囲気が感じられるこちらのビール。
コルク栓を開けグラスに注ぐと無ろ過のため濁りがみられ、キメが細かく白い泡が盛り上がってきます。
そこからは、ビールとは思えない甘くフルーティーな香りが感じられ、香りも楽しめると思います。
そのビールを口にすると、苦味はとても弱く甘味さえ感じられるかもしれないでしょう。炭酸も程よい感じで、のど越しが気持ち良いビールです。
LUCKY CAT 旨味ホワイトエール
苦味 ★☆☆
Alc : 5%
「きぃ~ざくらぁ~ どん」でご存じの方も多いと思います、京都の酒造会社「黄桜」
その黄桜が展開するLUCKYシリーズ。
こちらの旨味ホワイトエールは、使われている原材料に"ゆず"や"山椒""米"といった副原料も使われているため「ジャパニーズホワイト」スタイルなんて言っても過言ではないでしょう。
そのビールをグラスに注ぐと、きめ細やかで白くクリーミーな泡が立ってきます。それを口に運ぶときにゆず由来のフルーティーで爽やかな香りが、ほんのり優しく感じられます。
そして口の中では、弱めの炭酸が心地よい感じで弾けてくれます。加えて、苦味も控えめながら口の中で広がり、その苦味は後味としても少々残る感じで「あっさり、さっぱり」のビールよりは全体的に「苦め」の味わいでしょう。
未成年の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。
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