あ・ら・伊達な関係
苦味 ★☆☆
Alc:5%
仙台藩の伊達政宗の長子・秀宗が宇和島藩祖となって以来、歴史的なつながりから姉妹都市として提携されています。
その宇和島からのブラッドオレンジなどを用いてエールスタイルに仕上げられたこちらのビール。
フルーツ由来のピンクのきれいな色合い、そこから華やかでフルーティーな香りが広がってきます。その味わいは程よい甘さに加え、強めの炭酸が口の中に広がってきます。
苦味の方は、わずかに感じられるレベルのものであまり気にならないと思います。
アップルラガー
Alc : 6%
【季節限定】
岩手県の盛岡市にある醸造所。
こちらの醸造所ではドイツで使われていた仕込み釜やドイツ人醸造技師を擁してビール造りをされています。
その醸造所から、季節限定で造られるアップルラガー。
こちらのビールは、ラガーとなってますが普段スーパーなどで目にするラガービールのような苦味は、だいぶ抑えられているのではないでしょうか。
それでいてフルーツの甘味がほんのり感じられ、さっぱりとしつこくない爽やかな味わいのビールになっていると思います。
2×8 SOBA ALE「ツインズ」
Alc : 5%
【要冷蔵】
地元で採れる蕎麦を用いて造られた"2×8 SOBA ALE「ツインズ」" 。※
醸造所周辺は蕎麦の産地となっており南原そば会館がある程。
グラスに注ぐと、きめが細かく白いクリーミーな泡が立ち上がってきます。
濁りが見えますが取り立てて"蕎麦"という見た目(蕎麦の実が見える)ではありません。
しかし、口に含むと強めの苦味とともに、ほんのり蕎麦の風味が感じられ味わい豊かに思えます。
ビールの温度が高くなるにつれ、少~しずつ蕎麦の香りも立ってきますので好みで少々温めにしてみるとまた違った味わいが楽しめるかもしれません。
※麦芽の重量の100分の5を超えて新たな副原料を使用した酒類を製造する場合には、従来どおり「発泡酒」に分類される。
Weizen
【閉業】
Alc : 5.5%
仙台市から北東方向に約25kmほどのところにある大郷町で造られてました。
こちらの醸造所では、ドイツから設備を導入し材料もドイツから輸入していて、さらにドイツ人の醸造職人から伝授された製法で作られているとのこと。
ビールのほうですが、ろ過していないため濁りが見え、そこからはバナナのような甘い香りが広がってきて、本場のヴァイツェン(ヴァイスビア)を彷彿させてくれます。
それを口に含むと苦味は弱く控えめの炭酸に加え酵母などからのコクもあり、風味豊かでまろやかな口当たりに思えます。後味も少々残る感じですがそこにも苦味はあまり感じられないのでは?
めでて
Alc : 6.4%
青森県弘前発のクラフトビール。
創設者は、元々アメリカ軍所属のギャレス バーンズ氏。
そのギャレス氏率いる醸造所が造り上げたこちらのビール、濁りありのヘフェヴァイツェンスタイル。
グラスからはバナナのような甘くフルーティな香りが鼻を通っていきます。それを口にすると苦味は弱く、ほんのわずかに酸味も感じられるのではないでしょうか?
程よい炭酸がのどを通りさっぱりしてて爽快な飲み心地です。
この醸造所から誕生するビールには青森の方言がつくようです。
デリシャストマトのお麦酒
Alc:5%
こちらのビールはトマトが副原料の発泡酒(トマト果汁も含まれているため)。おそらく世界でも珍しい部類に入るのではないでしょうか?
トマトジュースで割ったレッドアイとは別物に思えますが、はっきりとトマトの香りや、味が感じられる一品です。
苦味はほとんど感じられない代わりに酸味の強い印象を受けますので、脂の濃い食べ物が合うと思います。
Weizen
Alc:5%
【要冷蔵】
岩手の一関で造られております。
こちらの醸造所は日本のビールでは初めて、モンドセレクションでの受賞や、他の銘柄でもワールドビアアワードの受賞など数々の功績を残しておられます。
グラスに注ぐと白くクリーミーな泡立ち。香りは穏やかながら甘くフルーティに感じられます。口に含むと、苦味は弱く、後にあまり残らないドライな感じのヴァイツェンに思えます。
余談ですがパッケージデザインには、世界的デザイナーの佐藤オオキ氏が手がけたものもあります。
未成年の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。
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