Schlenkerla Rauchweizen
1993年に旧市街が、ユネスコの世界遺産に登録されたバイエルン州のバンベルグ(Bamberg)。
いくつもの醸造所があるので、ビールの都としても知られているようです。その中でも、この醸造所はドイツで最も有名なスモークビール醸造所と称されてます。
こちらのビールは、そのビール造りが盛んな町で造られたスモーキーなヴァイツェンで、Australian beer awardsで金賞受賞など素晴らしい成績を収めてます。
見た目はデュンケルヴァイツェンのような濃色の色合いながら、燻られた麦芽からの唯一無二(ヴァイツェンながら)のスモーキーな香りに出迎えられます。
香りを楽しみながら口にしてみると、苦味も少々?感じられますがヴァイツェン特有のフルーティーな感じも覗かせる面白い味わい。こんな味わい深いビールの後に某ドライ系のビールを飲んだら…
もちろん、合わせるフードはスモーク物なら間違いないでしょう。
Alc : 5.5% IBU : 20 苦味 ★★☆
Weissbier
1417年に創業されたハッカー醸造所から始まり、現在ではオクトーバーフェスト ※ 公式の6大醸造所の一つとなっております。
下の画像は、München訪問の際のものです。
先日いただいたビールは、グラスこそ違えど(ヴァイツェングラスではなかった)フルーティーな味わいのヴァイスビアで、見た目はろ過されてなく濁りの見える造りです。
ビールが注がれたグラスからは、フルーティーな香りが感じられます。その香りに誘われて口にすると、なんとも心地よい軽めの炭酸や苦味が抑えられた円やかな口当たりが楽しめるでしょう。
Alc : 5.5% 苦味 ★☆☆
天気の良い日に、建物の外で頂くビールもいいものです。
Weissbier
”1634年(日本→江戸:寛永11年)には僧侶らによりビールが醸造されていた”とされてるミュンヘンの醸造所。
オクトーバーフェストに出店される公式の醸造所となってます。(昨年の2020年は、新型コロナの影響により初めて中止された)
ミュンヘンを歩いているときに、こちらの醸造所が造るビールを、度々目にする機会が有ったのを覚えてます。
そのような地元に根付いた醸造所が、小麦の麦芽も用いて造られたこちらのビール。
クリーミーな泡と濁り、そしてグラスに顔を近づけるとバナナを連想させるようなフルーティな香りに、心を踊らされることと思います。
苦味が弱く軽めの炭酸なので口当たりがよく、喉ごし爽快で後味もサッパリ。「あぁ~ ん~ 飲みやすいねぇ」
Alc : 5.5% 苦味 ★☆☆
Weizen
1617年から16代にわたって造り続けられているPLANK。
WORLD BEER CUPで数々の賞を受けてきたブルワリーです。
くびれたグラスに注がれた、こちらのヴァイツェンも濁りが見える無ろ過のビールです。泡立ち豊かで、ピルスナーでは感じることができないフルーティーな香りが楽しめます。
色合いからは濃厚な味わいに思えるかもしれませんが、仄かな酸味も感じられ軽めの炭酸が心地よく喉元を通り過ぎていくことでしょう。
後味もサッパリとしていて軽めの口当たりなので、これから暖かくなってきて汗をかいた後だとゴクゴク飲めてしまうのでは!?
Alc : 5.2% IBU : 13 苦味 ★☆☆
神楽坂ラ・カシェットにて
Weissbier Dunkel
オクフェス公式の醸造所が造るWeissbier Dunkel : ヴァイスビアデュンケルです。
こちらの醸造所は、ヴァイスビアだけでも、Weißbier (Hefe-Weißbier Naturtrüb / Hefe-Weißbier Dunkel / Kristall / Isar Weisse (ehemals Hefe-Weißbier Leicht) / Hefe-Weißbier Alkoholfrei / Weißbier 0,0 %)が造られております。
このビールは、その中のヴァイスビアデュンケルで濃色麦芽と焙煎麦芽を用いて造られた、濃いめの色合いのヴァイスビアです。
良い泡立ちのビールからは、フルーティーかつ少々香ばしい独特の香りも感じられ、それがこのビールの楽しみの一つでもあるでしょう。
色合いや、濁りが見えることから一見、しつこい味わいに思えるかもしれませんが、苦味も弱く後味サッパリとしておりキレのある味わいです。
Alc : 5.3% 苦味 ★☆☆
Weizen Doppelbock
ビールの都ミュンヘンと同じバイエルン州に属し、人口が約30万程のアウクスブルク : Augsburg。
ミュンヘンから、ICEで30分程で行くことができるでしょう。
その中央駅のそばにある醸造所で造られる、こちらのビールは数々のコンテストなどで受賞されたビールです。
グラスに注ぐと、無ろ過のため酵母などが残っていて濁りが見えます。(可能であれば注ぐ前に、ボトルを転がして軽く撹拌させてから注ぐと良いでしょう)
ビールを注いだグラスからは、完熟バナナを思わせるような甘~くフルーティーな香り。それを口に含むと、フルーティーな香りと共に、仄かに甘みとも思える一面と豊かなコクが口の中に広がってきます。
苦味が弱く、高めのアルコールも相まってマイルドで、円やかな味わいが楽しめます。
Alc : 8.0% 苦味 ★☆☆
余談ですが、姉妹都市として滋賀県の長浜市と兵庫県の尼崎市が制定されております。
Darguner WEISSBIER
ドイツ北部にありポーランドやバルト海に近い場所ダルグン Dargun 。
1172年にデンマーク出身の修道僧によって始まったビール造りが今でも続いてる息の長い醸造所です。
その醸造所で造られたこちらのヴァイスビアを味わってみます。
先ずグラスに注ぐと、泡がモクモクと豊かに盛り上がってきて、濁りの見える無ろ過の造り。そこからはバナナに近いような甘くフルーティーな香りが広がってきます。
そして、そのフルーティーな香りに誘われて口にしてみると苦味は弱く、優しい炭酸が香りと共に口の中に広がってきます。
まろやかというより、ヴァイスビアの中ではキレのあるサッパリとした印象の飲み心地でしょう。
Alc : 5.0% 苦味 ★☆☆
未成年の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。
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